うーむ。
いきなり出だしが「うーむ」で始まる文章もなんだか嫌なもんだが、前回の自分の日記を見ての思わずうなってしまった。
なんとまた主観的強引的自己主張的文法無視無秩序的文章であろうか。

まあ、この日記自体ほとんど冗談みたいなものなので、笑って許して頂けるとありがたい。

最近は比較的忙しいのだが、その忙しい中を縫って、またビデオを借りて映画を見てしまった。
しかもレンタルやで調子に乗って3本もである。忙しいなら見なければいいのに。
どうも僕は軽い映像中毒でもあるようだ。(現在の自覚的中毒症状:比較的重度の活字中毒・軽い映像中毒)

思いっきりネタバレあり。

まず一本めが「バッファロー66’」。
ヴィンセント・ギャロなる「ぴあ」とかでも比較的大きく取り上げられていたので見てみた。
独特の主人公がわが道をゆく。そのためにけんかになろうが、他人が困ろうがおかまいなし。短期だし、視野が狭いし、子供っぽいし。でも意外と傷つきやすいナイーブな面も見せたりもする。パンフで見た時には、まさかこんなキャラを演じる人だとは思わなかった。
ナイーブな男と、それを受け止めてくれる女。彼女の存在で男は少し強くなった。
なんのことはない。あまあまのラブストーリーなのである。

二本目が「ノイズ」。
なんか「コンタクト」とか、この手の宇宙的サイエンスモノに弱いのである。この「サイエンスモノ」というのに、弱いというか、何かこう、ほら、あるじゃないですか。未知のもの、っていうのに僕はすぐにKO負けしてしまうのである。
ちなみにそれとは対照的に「宇宙戦争モノ」には、僕はつおいのである。もはや何が弱くて何が強いんだかよくわからないが、ビデオの誘惑に勝つか負けるかということだと考えていただけるとわかりやすい。サイエンスモノは思わず見てしまうのである。

が、そのサイエンスものには十中八、九裏切られる。もはや八ヶ岳ほども高くなった期待も、映画を見初めて20分ほどで高尾山ぐらいまでしぼんでしまうのである。
よくよく考えるとサイエンスモノは好きだが、これまでに印象に残っているのが「コンタクト」ぐらいしかないなあ。はまればおもしろい分野だと思うんだが、、、。
そして「ノイズ」であるが、これも裏切られた系であった。残念。まあ、なにかしらの怖さってのはあるんだけども、、、。筋をもう少しひねって欲しかった。これでは下手なホラーモノである。というか、これはホラーなのか?誰か教えて。

怒涛の三本ビデオも三本目にもなると、もはや何がなんだかわからなくなってくる。
三本目は「ジャンヌ・ダルク」であった。

この映画は今までに見た伝記物と違って、いくつか印象に残るシーンがあった。
まずその1、主人公が共感を呼ばない。
主人公が自分は救世主だから、私に協力しなさい!と、わめきつづけるのだが、初めはオー!?っと思うのだが、途中からわがまま独善的に見えてしまうのである。が、それが結構リアルさを出していて、いいと思った。世の中いい人、人徳のある人ばかりがヒーローになるとは限らないのである。

その2、映像がけっこうエグイ。
人の首が飛ぶわ、腕はもげるは、足はぶっとぶわ、となかなかリアルな映像だった。SFXをこーいうふーに、ナチュラルに使われると妙にリアルで怖い。

その3、ジョン・マルコヴィッチ。
これを読んでいる皆さんは、もうあのオバケ映画を見ただろうか?
「マルコヴィッチの穴」である。
タイトルからして妙なのだが、渋谷の東急側の出口をでると、その映画の看板=100人ぐらいのマルコビッチがこっちを見ている=がこっちに語りかけてくるあの映画である。
妙なタイトル。実在の人物が実名で出てくる。奇想天外なストーリーだとかで、かなり注目を集めている。
マルコヴィッチの存在というのは、その映画宣伝を見てから注目したのだが、彼が出ていた。
あの映画宣伝を見た後だったので、彼が出ているというだけで、せっかくの真面目な演技なのに、笑ってしまった。出てるだけでおもしろかったのだ。
早く見にいきたいもんです。

というわけで、3つの映画の感想であったが、今見返して見ると、どうも当たりと言えるものはなかったようだ。
と、こんなまとめ方をすると「当たりでない映画を感想に書くとは、ここまで読んだのにどうしてくれるのだ」などと、おしかりをうけそうだが、本来当たりの映画の方が少ないと僕は思っているので、これを見て、興味がわかなかったら、どうぞ見ないで時間の節約ができたと納得してください。

「この映画見たかったのに、こんなふうに書いてあるから、みれなくなったやないか!」という方には申し訳ありませんでした。地雷を踏んだと思ってあきらめてください。

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