たびたび来る新聞勧誘員にはどうにもなじめないのである
2000年10月17日新聞が高いか安いか、いろいろ議論があると思うが、まあ日本中の一般的中流家庭のかたがたは、8割5部ぐらいまでが「安い」と言ってのけるのだろうなあ、とふと思った。
一ヶ月4000円ぐらいで、一ヶ月31日間、晴れの日はもちろん、風の強い日も、雨の降りしきる中では丁寧にビニールに包んで、そして日曜日には貴重な求人情報のチラシをはさんで持ってきてくれる。朝3時おきで毎日毎日配達してくれる人たちは、かなりキツイ仕事をしている部類にはいる。
まあ、4000円ぐらいならいいんでないの、駅で買っても同じ値段のものを、配達してくれるわけだし、と日本中の中流家庭の8割5部ぐらいのかたがたはのたまうのだろう。
しかしやはり新聞が高いと考える人たちもいる訳で僕もその一人である。4000円払うのなら、その分飲み会に一回行けるし、だいたい読もうと思えば学校に行けば読めるのだ。買う必要はない。
が、それもちゃんと学校に言っていればこその話である。さすがに5年も半ばを過ぎると、学校にはあまり行かなくなり、新聞を読める日も減ってきてしまった。
日本人は空気と平和はただだと思っているとか思っていないとか、そんなことはどっちでもいいのだが、人間不自由していない間は、その必要性には気づかないものらしい。
どうも最近隣の家の玄関ポストに、こう丸めて突っ込んである新聞が実にうらやましくなってきた。
そう、新聞を読みたい自分に気がつきはじめたのだ。
ああ思えば昔は、食事中新聞片手に箸を持つのが習慣であったなあ。あのころは比較的勉強熱心であった。もしや転落し始めたのは新聞を読まなくなったからではないだろうか。
あのざらついた手触り、4つ折りにすれば片手に収まる絶妙のサイズ、インクのかすれ具合とそのニオイ、うーむ、恋しい。
と、まで行くと、「ちょっとこの人危ないのではないか」と思われるかもしれないが、ちょっと調子に乗って書いているから、別にここまでのことはない。
しかし活字中毒者の自分としては、どうも新聞がないと落ち着かないのは確かである。
よし、ここはひとつ思い切って新聞をまた取るか。どうせとるならば、中身の濃いい日経でも取るか。
いや、でも新聞のせいで呑み会が一回減るのもくやしい。
いや、そんな飲み会一回ぐらい我慢すれば、一ヶ月間毎日あの灰色のB4サイズのあの絶妙のサイズの物体に触れることができるのだ。(また調子に乗って書いてしまった、ここまでではないので。しつこいようですが)
しかし僕は前半褒めちぎっていた新聞配達の方々が、どうにも苦手なのである。
あの人たちの、あのうさんくさい勧誘はなんなのだろうか。僕は新聞を取ろうと思っていたのに、あの勧誘の仕方のせいで断ってしまったことがある。なんだか余計なものを売りつけられるような気がしてきてしまうのだ。
どうにも小心者の僕は、結局今月も新聞なしで過ごすのである。
一ヶ月4000円ぐらいで、一ヶ月31日間、晴れの日はもちろん、風の強い日も、雨の降りしきる中では丁寧にビニールに包んで、そして日曜日には貴重な求人情報のチラシをはさんで持ってきてくれる。朝3時おきで毎日毎日配達してくれる人たちは、かなりキツイ仕事をしている部類にはいる。
まあ、4000円ぐらいならいいんでないの、駅で買っても同じ値段のものを、配達してくれるわけだし、と日本中の中流家庭の8割5部ぐらいのかたがたはのたまうのだろう。
しかしやはり新聞が高いと考える人たちもいる訳で僕もその一人である。4000円払うのなら、その分飲み会に一回行けるし、だいたい読もうと思えば学校に行けば読めるのだ。買う必要はない。
が、それもちゃんと学校に言っていればこその話である。さすがに5年も半ばを過ぎると、学校にはあまり行かなくなり、新聞を読める日も減ってきてしまった。
日本人は空気と平和はただだと思っているとか思っていないとか、そんなことはどっちでもいいのだが、人間不自由していない間は、その必要性には気づかないものらしい。
どうも最近隣の家の玄関ポストに、こう丸めて突っ込んである新聞が実にうらやましくなってきた。
そう、新聞を読みたい自分に気がつきはじめたのだ。
ああ思えば昔は、食事中新聞片手に箸を持つのが習慣であったなあ。あのころは比較的勉強熱心であった。もしや転落し始めたのは新聞を読まなくなったからではないだろうか。
あのざらついた手触り、4つ折りにすれば片手に収まる絶妙のサイズ、インクのかすれ具合とそのニオイ、うーむ、恋しい。
と、まで行くと、「ちょっとこの人危ないのではないか」と思われるかもしれないが、ちょっと調子に乗って書いているから、別にここまでのことはない。
しかし活字中毒者の自分としては、どうも新聞がないと落ち着かないのは確かである。
よし、ここはひとつ思い切って新聞をまた取るか。どうせとるならば、中身の濃いい日経でも取るか。
いや、でも新聞のせいで呑み会が一回減るのもくやしい。
いや、そんな飲み会一回ぐらい我慢すれば、一ヶ月間毎日あの灰色のB4サイズのあの絶妙のサイズの物体に触れることができるのだ。(また調子に乗って書いてしまった、ここまでではないので。しつこいようですが)
しかし僕は前半褒めちぎっていた新聞配達の方々が、どうにも苦手なのである。
あの人たちの、あのうさんくさい勧誘はなんなのだろうか。僕は新聞を取ろうと思っていたのに、あの勧誘の仕方のせいで断ってしまったことがある。なんだか余計なものを売りつけられるような気がしてきてしまうのだ。
どうにも小心者の僕は、結局今月も新聞なしで過ごすのである。
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